【新潟・工務店視察レポ③】小さな家を広く暮らす!コンパクトな間取りとリノベーションの工夫
こんにちは!
さてさて!
3日間にわたる新潟・長野視察旅行記も、いよいよ最終回となりました~!
1日目は、雨の日だからこそ感じられた軒下の心地よさや、照明・素材の使い方。
2日目は、大きな木造建築の迫力に圧倒されながら、
大工さんの技術や細かな設計の工夫に触れてきました。
そして、最終日の3日目!
今回もまた、見どころがたっぷりだったようです。
コンパクトなのに、不思議と広く感じるお家。
「これ、本当にリノベーション!?」と驚くほど生まれ変わった中古住宅。
そして、ゆいちゃんが何度訪れても「やっぱり住みたい!!」と大絶賛するお家まで(笑)。
さて、チーフとゆいちゃんは、最終日にどんな発見をしてきたのでしょうか?
今回も二人の振り返りトークを交えながら、お届けしたいと思います!
長かった出張レポートも、これで最後。
ぜひぜひ、最後までお付き合いくださいね♪
【3日目・新潟】小さな家なのに、居場所がいっぱい!
いよいよ最終日。
まず訪れたのは、エスネルデザイン・村松さんのご自宅です。
こちらは以前、若手設計チームが工事中にも見学させていただいたお家。
(私も完成したすぐ後位にお邪魔しました!
どんなおうちか気になる方は前回のブログも読んでみてね!)
今回は、実際に暮らしている状態を見せていただきました。
最終日はお天気にも恵まれて、外の景色もとてもきれいだったそう。
チーフ:「まず、景色が最高だったよね。何回見ても感動する」
ゆいちゃん:「玄関ポーチに座ったり、外のベンチで景色を眺めたり。コーヒーを飲みながら過ごしたくなる場所でした」

玄関ポーチって、普通は家に出入りするための場所、というイメージがありますよね。
でも、こちらのお家では、景色を眺めながらゆっくり過ごすことができる、もうひとつの居場所になっているんです。
大工さんからも、玄関先に設けられたルーバーのデザインと機能性がよかった、という感想があり、
ただおしゃれなだけじゃなくて、ちゃんと役割もある。
家の外まで暮らしの一部として考えられているんですね。
そして、建物の中にも面白い工夫がたくさん。
例えば、床下空間を収納として活用しているところ。

季節のものや布団などをしまえるほか、床下の配管なども確認しやすくなっているんだそうです。
収納としても、メンテナンスの面でも考えられているんですね。
大工さんからは、秘密基地みたいでいい!という声も上がったそうで(笑)。新しい発見につながったようです。
そして、ゆいちゃんが特に感動していたのが、2階のリビング!
皆からの感想でも特に多かったのが「窓」と「景色」のお話でした。

景色と窓の関係が絵のように美しい
憧れちゃいます!

リビングからの眺めはもちろん、ロフトの窓も座ったときの目線に合わせて設けられていたり、
窓のサッシ枠が目立たないように工夫されていたり。
チーフ:「景色を眺められるソファが、本当に最高だったね」
ゆいちゃん:「どこに座っても景色がきれい!そして、とにかく、座れる場所がいっぱいあるんですよ!」
畳のスペースに、奥行きのある窓辺。
ソファがあって、その奥にもクッションを置いた居場所があって……。
どこに座っても外の景色が楽しめる。
京冶くん、なんか絵になってる…。
チーフ:「何人寝られるか数えてたよね(笑)」
ゆいちゃん:「はい!畳に2人、窓辺に1人、ソファに1人、奥に2人、その先に1人……。
リビングだけで7人いける!って(笑)」
チーフ:「あくまで、ゆいちゃんの見立てです(笑)」
……なぜ寝られる人数を数え始めたのかは謎ですが(笑)。
でも、それだけ、思わずごろんとしたくなるような場所がたくさんあったということなんでしょうね。

ゆいちゃん:「一度座ると立ち上がりたくなくなるんです。クッションの柔らかさもちょうどよくて!」
家づくりって、どうしても「何畳あるか」「何坪あるか」という数字に目が行きがちですが、
同じ広さでも、座りたくなる場所がいくつあるか、どんなふうにくつろげるかで、暮らしの豊かさは変わってきます。
例えば我が家でも、家族みんなが必ずしも同じ場所に座っているわけではありません。
子どもたちも、それぞれ好きな場所で過ごしたりしますしね。
同じリビングにいながら、思い思いの時間を過ごせる。
そんな居場所がいくつもある家って、いいなぁと思います。
丸や四角という単純な形ではなく、握りやすさまで考えられたデザイン。
間取りの工夫から、手で触れる細かな部分まで。
本当に学びの多いお家だったようです。
エスネル村松さんが今回の視察についてブログを書いてくださっていました…!
ありがとうございます~![]()
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リノベーションで、ここまで変わるの!?
続いて訪問したのは、まごころ本舗さんの「ミライエ」。
まごころ本舗さんでは、中古住宅を仕入れて、
リノベーションを施し、販売するという取り組みをされています。
リノベーションというのは、古くなった部分を単に新しくするだけでなく、間取りや設備、住まいの性能なども見直しながら、今の暮らしに合う住宅へと生まれ変わらせること。
で、実際に建物を見た二人の感想は
チーフ:「最初に思ったのが、新築みたい!ってことだったね」
ゆいちゃん:「本当にきれいでした!リノベーションで、ここまで変わるんだ!ってびっくりしました」

ほぉぉ~。
中古住宅って、どうしても築年数や古さに目が行きがちですが、きちんと手を加えることで、印象がガラッと変わりますもんね。
でも、今回のお話を聞いていて面白かったのは、見た目の美しさだけではありません。
実は、
その裏側にある「どうやってつくるか」「どうやって費用を抑えるか」という工夫も、
すごく勉強になったそうなんです。
チーフ:「材料の仕入れ方も、いろいろ工夫されていたよね」
ゆいちゃん:「余った建築資材を扱う業者さんを活用するお話もありました!」
なるほどなぁ!
家づくりって、どうしても目に見える設備や内装に注目しがちですが、実際には、材料をどこから、どう調達するかという部分も大切なんですよね。
例えば、ほかの現場などで余った建築資材。
品質や用途、必要な数量などの条件が合えば、そうした材料を上手に活用できる場合もあります。
もちろん、何でも安い材料を使えばいいという話ではありません。
住宅は長く使うものですし、品質や性能を確保することは大前提!
そのうえで、お金をかけるべきところにはしっかりかけて、工夫できるところは工夫する。
こういう考え方って、とても大事だと思います。
「そこまで教えていただいていいんですか!?」(笑)
そして今回、二人がとても印象に残ったと話していたのが、まごころ本舗さんの皆さんのお人柄。
チーフ:「物件の仕入れから、工事のこと、材料の調達まで、いろいろ聞かせていただいたね」
ゆいちゃん:「本当に詳しく教えてくださって!『そこまで教えていただいていいんですか!?』って思うくらいでした(笑)」
会社が違えば、工夫しているところも、
得意なことも違って…だからこそ、そうした経験や知恵を惜しみなく共有してくださること、本当にありがたいです!
(心から感謝感謝です…!)

色の統一感があってとてもキレイでした。
最後の最後に「やっぱり住みたい!」のお家へ。
さて、今回の新潟・長野出張も、いよいよ終盤。
本来はこのあと空港へ向かう予定だったのですが……。
実は、どうしてももう一軒、見ておきたいお家があったそうで。
それが、ネイティブディメンションズ・鈴木さんのご自宅!
こちらは以前にも見せていただいたことがあるお家。(私も見学させてもらって本当に素敵すぎた一棟です)
今回の見学、実は前日の夜に突然お願いしたものだったそうで
「やっぱりもう一回見たい!」という気持ちが溢れて急遽アポを取らせていただいたんだとか。
本当にギリギリのスケジュールだったようですが、
せっかく大工さんたちが来てくれたということで、
短い時間の中でも、どんなふうに建物をつくったのかを中心にお話ししてくださったそう…!
設計する側だけでなく、実際につくる大工さんにとっても、とても貴重な時間になったようです。

既存の建物の柱を活用した部分 「ほお~! こう組んでるのか~」な大工さん一同。
そして特にゆいちゃん、鈴木さんのおうちの大ファンでもあります。
ゆいちゃん:「前に見たときから大好きなお家なんです
今回も、やっぱり『住みたい!!』って思いました」
いったいどんなお家なのか、気になる方も多いと思いますので、
気になる方は前回のブログもcheckしてくださいね![]()
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まず、敷地内にある小さな事務所が、とってもかわいい
ゆいちゃん:「ジブリに出てきそうな雰囲気なんです。そこでお仕事をしている暮らしも素敵で!」
そしてお家自体は、コンパクトなつくり。
でも、中に入ると狭さを感じない。
その理由のひとつが、空間の使い方にあるようです。

チーフ:「お家はコンパクトなんだけど、ダイニングテーブルが大きいんだよね。家族が集まる場所が、家の中心になっている」
なるほど。
家全体をとにかく広くするのではなく、大切にしたい場所をゆったりつくる。
これもまた、メリハリのある設計ですね。
そして、私が聞いていて素敵だなぁと思ったのが、キッチンのお話。

なんと、シンクが2つあるんだそうです。
どうして2つあるのかというと……
ご夫婦で一緒に洗い物をしながら、会話を楽しむため。
……なんて素敵なんでしょう!!!
キッチンのシンクって、普通は洗い物をするための設備ですよね。
でも、このお家では、それがご夫婦のコミュニケーションの時間にもつながっている。
(そう考えると、時短で食洗機って選択しがちだけれど、
家電を選ばないことの豊かさがここにありますよね~!)
「何を置くか」ではなく
「どう暮らしたいか」
全部を便利にするのではなくて、あえて手間をかける選択の中に、実は幸せのエッセンスが隠れていたり…。
家づくりって、
やっぱりこういうことなんだなぁと思ったんですよね。
何が必要かは、暮らし方によって違って、
そして、
その家族だけの「大切にしたい時間」を形にできるのが、注文住宅の面白いところ。
鈴木さんの住まいの哲学には、本当にいつも感動してしまいます。


さらに、こちらのお家では、ひとつのものにいくつもの役割を持たせているそう。
例えば、階段の一段がダイニングの椅子になっていたり。
手すりが飾り棚にもなっていたり。
ゆいちゃん:「階段が、階段だけで終わらないんですよね!」
チーフ:「限られた空間を、いろいろな使い方ができる場所にしているんだよね」
面積を増やさなくても、空間の使い方次第で、暮らしの可能性は広がる…
これって、これからの家づくりを考えるうえでも、とても参考になる考え方だと思います。
そして、以前訪れたときよりも植物が育っていたというお話も。
ゆいちゃん:「もう、一回みんなにも見てほしいです!
見たら絶対『住みたい!』って思うと思います」
チーフ:「泊まってみたいよね」
ゆいちゃん:「居候してみたいくらいです(笑)」
……ゆいちゃん。
視察から、ついに居候希望へ(笑)。
でも、そこまで心を動かされる理由は本当にわかるっ!!
鈴木さんのお家、本当に魅力的なんですよね
鈴木さんもブログで私たちの視察についてご紹介くださっていました~っっ
感謝感謝です。嬉しすぎます。
(※社長も訪問回数はNさんに次いで多いかもしれませんねーっっ)
家づくりに大切なのは、「何をつくるか」だけじゃない。
こうして、盛りだくさんの3日間も終了!
最後は空港で慌ててお土産探しをして、北海道へ帰ってきたそうです。
チーフ:「いやぁ、あっという間だったね。
また行きたいけど、今度はみなさんにも北海道へ来ていただきたいね」
ゆいちゃん:「私たちが設計したお家を見て、感想を聞かせていただきたいですね!」
チーフ:「ちょっと褒めてもほしいけど(笑)」
ゆいちゃん:「甘・甘・甘・辛・甘・甘、くらいでお願いします!」
チーフ:「だいぶ甘めだね(笑)」
……辛口は6回に1回でお願いします、ということらしいです(笑)。
でも、
そんなふうに、日本全国で繋がり合い、
お互いの家づくりを見せ合って、
意見を交換できる関係って素敵ですよね![]()
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今回の出張のお話を聞いていて、私が特に印象に残ったのは、
「こうあるべき」ではなく、
「どう暮らしたいか」を大切にしている家が多かったこと。
雨の日にも楽しめる軒下。
照明を増やしすぎず、落ち着いた雰囲気をつくるリビング。
広さよりも、居場所の豊かさを大切にした間取り。
時間の豊かさを慈しむ2つのシンク…。
どれも、
設備やデザインだけを見れば小さな工夫なのかもしれませんが、
その背景には必ず、そこに暮らす人の思いや、つくり手の考え方があるんですよね。
キクザワでも、ただ性能のよい家、見た目のよい家をつくるだけではなく、
そこに住むご家族が、毎日どんなふうに過ごしたいのか。
どんな時間を大切にしたいのか。
そんなことを一緒に考えながら、家づくりをしていきたいと思っています。
そして今回、
社長や設計スタッフだけでなく、大工さんたちも一緒に学ぶ機会となり、
それぞれが同じものを見て、同じ空間を体験して、感じたことを持ち帰ってきた。
そういう積み重ねが、
これからのキクザワの家づくりにも少しずつ生きてくるんじゃないかなと思います。
今回の話を聞いていて、私も視察に行きたくなりましたぁ!
いろんな建物も見たいし、
いろいろな方のお話も聞きたいな!
そして……
そんなにおいしいという油揚げ、私も食べてみたい!!!(笑)
(日本全国美味しいものいっぱいありすぎ!)
というわけで
長~い出張振り返りにお付き合いいただき、
本当にありがとうございました!
今回もアテンドしてくださった、旭化成のみなさま、
訪問先のみなさま、
そして大切な暮らしの場を快く見せてくださった新潟・長野のみなさま、
本当に本当にありがとうございました![]()
今回も、
人と人とのあたたかさに触れる旅となりましたよ~!
今回いただいたたくさんの学びを、これからの家づくりに生かしていけたらと思います。
家は、完成したときがゴールではなく、そこでの暮らしが始まってからが本番。
何年経っても、
「やっぱりこの家が好きだなぁ」
と思える住まいを、つくっていきたいですね。
それではまた!
スタッフさくまでした![]()








