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スタッフの日常

さくま家、家を建てる。増築編②~二世帯住宅、わが家が完全分離型を選んだ理由。10坪の平屋

こんにちはキラキラ

10月に入り、北海道はすっかり秋らしくなってきましたね~。
 

朝晩はぐっと冷え込むようになって、
先日とうとう今季初の暖房を入れてしまいました…おーっ!(負けた気分になる~)


ついこの間まで暑いと言っていた気がするのに、季節が進むのは本当に早いですね(笑)
 

こんにちは、さくまですにやり




さて!

今日は前回に引き続き、「さくま家、増築計画」第2回目!

 

過去の記事はこちらから。

第一回  私がキクザワを好きな理由こちら

第二回 土地探し編 こちら

第三回 地鎮祭編こちら

第四回 ドキドキ地盤調査編こちら

第五回 考え方の違い編こちら

第六回 基礎着工編①こちら

第七回 基礎着工編②こちら

第八回 間取りとテイストについて考える。こちら

第九回 ZEHという選択こちら

第十回   ZEHの作り方① こちら

第11回 ZEHの作り方②こちら

第12回 木工事突入編 こちら

第13回 LIXIL 札幌ショールーム編 こちら

第13回② クリナップ 札幌ショールーム編 こちら

第14回① 照明計画失敗談 こちら 

第15回 高気密高断熱 二種類のシートの違いとは?こちら

第16回 ZEHの建て方 冬の日射と夏の日射問題 こちら

第17回 親との同居は突然に!増築計画① こちら

 

前回は、二世帯住宅には大きく分けて

・完全同居型
・一部共有型
・完全分離型

という3つのタイプがありますよ~!というお話をしました。

 


では、我が家はどんな選択をしたのか?

今回は、
私たちが実際にどんなことを考えて、具体的な間取りを決めたのかについて書いてみようと思います。
 


これから二世帯住宅を考えている方
介護を見据えてバリアフリー住宅を考えはじめた方にも、何かの参考になれば嬉しいです^^

 

最初は「庭に6畳くらいの小さな家を」というお話から

そもそも今回の増築計画。

前回の通り、きっかけは、義母からの

「庭に6畳くらいでもいいので部屋が欲しい」

という希望からのスタートでした

 

我が家は、
もともと少しゆとりのある敷地で、
建ぺい率(敷地に対して建物を建てられる面積の割合)、
容積率(敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合)にも、まだ若干は余裕がありそう…。



そして、これが偶然なんですが…

我が家、もともと家の形がL字型のつくりなんですよね。
これは我が家の設計を担当してくれた常務のおかげなのですが、
始めから増築を踏まえた訳ではなくて、

偶然設計の形がLだったのです。

二世帯住宅の間取り図
増築前↑こんな感じの我が家。


これも前回のブログの通りですが
家を建てるときに夫と話し合って、

「客間としても使えるし、
 将来、どちらかの親と一緒に暮らすことになったら、和室を使ってもらえばいいんじゃないか」
と用意していた6畳の和室。

LDKや寝室子供部屋などの総二階の生活空間に、
クローゼットや6畳の和室がくっついていたような形におさまっていました。
 

当時はそれで十分だと思っていましたので、同居計画の初期には、「その6畳の和室を使ってもらうか?」という話も出た訳です。


 

ところが!

いざ具体的に親世帯との暮らしを考え始めると、いろいろな課題が出てきまして…。


というのは、
家を建てた当初、我が家には
子供は娘一人しかいなかったので、
LDKの他に、①寝室 ②書斎 ③子供部屋 ④クローゼット ⑤和室
こういう部屋の構成だったわけですね。

だけど、家族構成って変わるもので、
6歳差で息子が誕生しており、
性別も年齢も違うので、相部屋という訳にもいかないだろう…。
(※私は小さい頃、姉と6畳間で相部屋だったので、同性ならば相部屋で十分じゃなーい?と思ってました)


じゃあ将来的には
寝室を子供部屋②にするか?
または和室を子供部屋②にするか。。。うーんうーん

そんな事情で当初の予定とは異なる形になっていた訳なんですよね。


また、

今回、介護の必要な義父と義母が一緒に住む部屋になるわけで、
6畳に2人…それは、いくら家族でも狭くないだろうか…と。

 

いやぁ、家づくりって、
時間の流れで考えも状況もかわりますし、
実際にその立場になってみないと分からないことがあるものですよね。



でも元々L型の出っ張った部分の横、
ちょうどパズルのピースのように、
「ここに、小さい建物が建てられそうじゃない?」
ということで、
義両親用のコンパクトな平屋を計画することになった訳でした。

 

 なぜ我が家は「完全分離型」を選んだのか?

そして今回、間取りを考えるうえで大切にしたのは、
親世帯の暮らしやすさと、私達家族、お互いが気兼ねなく生活できること。


これから長く同居することを考えると、
お互いにストレスなく生活できることは絶対必要かな、と思っていました。


また、介護のしやすさも考えた住環境が必要だったため、
家のどこをどのようにバリアフリー対応とし、どう動線をつくるか?ということも悩みどころでした。

 

そして私達には、これまでの生活リズムがあります。
親世帯も同じく、長年培ってきた生活リズムがある。


そして我が家は子育て真っ最中。
当時は10歳と4歳。
平日も休日も関係なく遊んでわーわー騒ぐこともしょっちゅうですし、
喧嘩もするし(最終、弟が泣くパターン多し!)

まぁ、静かな暮らしとはいきません(笑)

 

家族それぞれの生活時間も違って
夫は夜勤のある仕事でもあるので、

朝早く動く日もあれば、夜遅くなる日もある…。


そんな暮らしの中で、玄関やお風呂、トイレを共有すると、
お互いに気を遣う場面が多くなるんじゃないかな…と感じたんです。


家族の日常の夢想と現実、間取り図と子供たち


もちろん、
共有することで得られるメリットもあります。


建築費用を抑えられることもありますし、家族の気配を感じやすいのも良いところ!


 

ただ、我が家の場合は、

「近くに住んでいる安心感」と「それぞれの生活を大切にできる距離感」

この両方が必要なんじゃないかな!とそんな風に思って
キッチン・トイレ・お風呂だけでなく、玄関も別々に設けることにしました。



いわゆる、完全分離型の二世帯住宅。


イメージとしては、
母屋+アパートの一室のように、それぞれの住まいとして生活が完結する形。

すぐ近くに家族がいる安心感はありながらも、お互いに自分たちのペースで過ごせる。

親世帯にとっても、私たちにとっても、その方が心地よく暮らせるんじゃないかなーと思い、プランを作っていきました。

 

 6畳から10坪へ。小さくても、必要なものはきちんと


さて。

完全分離型にすることが決まったところで、次は間取りのお話です。


最初は「6畳でもいい」という希望でしたが、
実際に玄関、キッチン、お風呂、トイレなどを一通り設けるとなると、さすがに6畳では難しい…。



そこで、当初は無理なくすべてが収まるくらいの、12坪程度の広さを考えていました。

 

でも、プランを見た義母からは

「もっと小さくでいい、なるべくコンパクトにしてほしい」

という希望が。

なるほど、広いほどいい、というわけではなく
掃除のしやすさや、
義父の移動の負担、
建築費、日々の管理のことを考えると、
コンパクトであること自体にメリットがある場合もあります。


ということで、最終的に計画したのは、

約10坪の小さな平屋。

10坪というと、約33㎡ほど。

一般的なお家に比べれば、かなりコンパクトです。

でもその中に、暮らしに必要な機能をきちんと納めることを目指しました。

 間取りづくりで大切にした3つの希望

今回、間取りを考えるうえで義母から出てきた希望は、大きく3つ。



① キッチンからリビング全体が見渡せること
 

まず一つ目は、

キッチンに立ったときに、リビングの様子が見えること。

これは日々の見守りのしやすさを考えての希望です。

料理をしている間も、リビングで過ごす義父の様子が自然と目に入る。

何かあったときに気づきやすい間取りにしたい、ということでした。

一般には「キッチンは壁付けにした方が、部屋は広く使える」という説もあるのですが、
ケースバイケース。
元々住んでいた家が、壁付けキッチンでリビングの様子が見えなかった事から今回の増築案が出たこともあって、

キッチンからリビングを見渡せる、対面式キッチンの配置を検討しました。
 

小さな空間だからこそ、壁で細かく区切りすぎず、見通しを良くすることが大切。

リビングと寝室もつながった、ワンルームのような空間にしています。

間取り図:LDK、脱衣所、納戸など

 

寝室部分はこじんまりと約4畳。
リビング・キッチンと合わせた居室空間は約12畳程度です。
(一応カーテンのレールだけ用意してあり、夜はカーテンを引いて光を遮ることはできるようになってます)


ちなみに、この大きさ
シングルベッドだと廊下にベッドの足部分がはみ出てしまうのですが、
小柄な義母のため、80センチ幅・全長180cmタイプのコンパクトなベッドを使っています。

義父用の普通のシングルベッドを窓際に、
コンパクトな義母のベッドは、収納側に設置することで綺麗に収まり、
今回は第一に、見守りやすさを重視した形になりました。
 

増築計画の間取り図、洋室・トイレ・浴室
↑シングルベッドが二列並びの図 
これが180サイズのベッドだと、ちょうど間仕切り壁と面くらいで収まり
通りの妨げにもなりません。収納側にベッドを付けて、ベッドとベッドの間に人一人分の通路幅も確保できました!




② 玄関を入ってすぐに手洗いができること

 

二つ目は、玄関近くの手洗い。

外から帰ってきたらそのまま手を洗って室内に入れるようにしたい、という希望です。

 


元々最初のプランでは、生活感の出やすい洗面化粧台は、
目立たないよう浴室前の脱衣所にまとめて、
入ってすぐに見えないようにと計画していたのですが、

義父の介護を考えると、そうでない方が良い。

朝の歯磨きや整容の時なども、ふらつきがあるため姿が見える場所の方が安心とのことでした。

(そして、シンクは野菜を洗う事なども多いので、昔ながらの深型の希望!)


これは価値観を大切にしたいところ。
この希望はそのまま、プランに取り入れることにしました。

 

③ 寝室・トイレとお風呂を隣り合わせにすること


そして三つ目が、寝室、トイレとお風呂の位置。

この三つは、なるべく近くに配置したいという希望でした。
そして、姿勢保持の問題から、なるべくこの3か所は、
直線状に配置したいとのこと。


確かに
夜間のトイレのことを考えると、
寝室から近くにあることって大事になりますね。

 

そして、例えばトイレでの介助や衣服の汚れなど、何かあったときに、すぐ隣のお風呂へ移動できる。

こうした水まわりの配置は、日々の負担を減らすうえでも大切なポイントです。
 

バリアフリーというと、どうしても
段差をなくすとか、手すりをつける、といったことを思い浮かべやすいのですが、

実は、部屋と部屋の位置関係も、とても大切なんですよね。



実際の暮らしの動きを考えて間取りをつくる。

改めて、その大切さを感じました。

(普段介護している家族が一番、日常の動きを理解しているので
実際の義母の目線がとても大切だなと思った!)
 


 ③コンパクトでも、キッチンは大きめに!

そして今回、もう一つ大切にしたのがキッチンです。

義母は元々料理をするのが好きで、
季節の山菜を調理したり、いろいろなものを手作りしたり。
 

そんな日々の楽しみもあるので、キッチンについてはできるだけ使いやすいサイズを確保することにしました。

全体の面積を小さくする一方で、キッチンはゆとりを持たせる。


こういうメリハリって大切だと思うんです。
 

10坪という限られた広さの中では、すべてを広くすることはできません。

だからこそ、

「何を小さくしても困らないか」ではなく、「何を大切に残したいか」

という視点って大切!
私自身も今回の間取りづくりで、改めて勉強になった部分でした。


逆に今回削った部分としては、
・玄関はアパート用のものでOK
(※車いすが必要になった時には、施設への入所を考える)
・スロープなども考えなくてOK
(※高低差のある土地なので、駐車場と家との間に5段の階段があるんだけど、ここはとりあえず現状のままでOK)
・大開口窓は必要なし
(※むしろ少し壁があった方が使いやすくて良い)
・トイレは狭くてOK
(※一般的に介護用だと広めに考えることが多い)

 

打ち合わせを重ねながら調整し、
最終的にはこのような間取りに落ち着きました。

シューズクローゼット部分を壊して母屋部分と繋ぎます。

住宅増築計画 間取り図
 

こうして見ると、小さな平屋の中にも考えることがたくさんありますね~。
家の形はL型からコの字に進化! 

でも、なんとなく違和感がない不思議。


まず、
こうして間取りが出来たよ!という話でした。
次回は申請関係のお話を書こうかなと思いますキラキラ



最後までお読みいただき、ありがとうございました~!

 

さくまでしたにやり またねっ

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