【新潟・工務店視察レポ①】住学で学ぶ家づくり|軒のある暮らしと心地よい照明計画
こんにちは!
10月に入り、北海道はすっかり秋らしくなってきましたね~。
朝晩はずいぶん冷えるようになってきて、
紅葉も見ごろを迎えていますね。
短い北海道の秋、もう少し楽しみたいところです。
こんにちは、スタッフさくまです![]()
さてっ!
今日は、ちょっといつもと違うブログをお届けしたいと思います。
先日、9月28日~30日の3日間。
旭化成さんにご案内いただき、
キクザワのスタッフと大工さんたちが、新潟・長野へ視察に行ってきましたーっ!!
今回は社長や事務所スタッフだけでなく、実際に家をつくる大工さんも一緒。
(メンバー:事務所から 社長・チーフ・坂井・白幡 & 大工陣:梶パパ・良さん・きょうや・聖也)
設計する人と、つくる人。
それぞれの目線で、
ほかの地域の家づくりを見て、学んで、刺激を受けてくるという、とっても貴重な機会でした![]()
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で。
帰ってきた「チーフ」こと梶田竜生と、
白幡結衣こと「ゆいちゃん」に、
今回の出張についてお話を聞いてみたんですが……。
いやぁ、話が尽きない尽きない(笑)。
「すごかった!」「あれはよかった!」「住みたい!」
という家づくりのお話はもちろん、
気がつけば、おにぎり、おそば、サバサンド、油揚げ……。
……あら、食べ物の話もなんか多くない?(笑)
ということで今回は!
「住みたい!」が止まらない、チーフとゆいちゃんの出張振り返りトークを交えながら、お届けします。
家づくりのヒントもたくさんありますので、ぜひぜひお付き合いくださいね♪
(※全部にまとめようと思いましたら、12000字になったため、3本に分けます(笑)
ゆるりとお読みくださいませ!)
【1日目・新潟】雨の日にこそ、わかる家のよさがある。
最初に訪問したのは、住学の校長・渡辺さんのご自宅。
【住学 すがく】は、
建築士・職人・学生・一般の方が垣根を越えて集まり、学び合い意見交換をするためのオープンな建築コミュニティ(住まいの学校)!
住宅に関わる方々が学び合い交流する場で、今回の視察でも大変お世話になりました。

まず、渡辺さんのご自宅で二人が口をそろえて驚いていたのが、リビングの大きな木製窓!
ゆいちゃん:「リビングに入って、まず『窓、大きい!!』って思いました。
開けると、ここは中なの?外なの?って思うくらい、外とつながっているんです」
チーフ:「あれはダイナミックだったよね。
しかも当日は雨だったんだけど、今回の視察は、むしろ雨でよかったと思った!」
えっ、雨でよかった?!
普通、
建物の見学って晴れていた方がよさそうな気がしません?
ところが、そこが今回の大きな発見だったようで。
このお家は、屋根から外側に大きく張り出した「軒(のき)」が深く設けられていて、
雨が降っていても、窓を開けて気持ちよく過ごせるつくりになっているんだそう(!)
ゆいちゃん:「雨の音を聞きながら過ごせるんですよ~。
軒下には植物もあるし、メダカもいて、なんだかすごく素敵でした」
チーフ:「そうそう!軒下が単なる雨よけじゃなくて、ちゃんと『居場所』になっていたんですよね」
なるほどなぁ~。
北海道だと、どうしても雪のことを考えて屋根や軒の形を考えることが多いのですが、
軒って、
雨や日差しを遮るだけではなくて、
家の中と外の間に、もうひとつ居心地のよい場所をつくる役割もあるんですよね。
雨の日の見学だったからこそ、その良さがよくわかったという。
そして、もうひとつ面白かったのが、材料とお金の使い方。
室内には合板の木目を生かした仕上げが取り入れられていたそうで、
チーフ:「全部にお金をかけるんじゃなくて、大事にしたいところにはしっかりかける。
今回そのメリハリがすごく勉強になったよね」
ゆいちゃん:「費用を抑える工夫があるのに、全然そう見えなくて。すごくおしゃれなんです!」
予算って無限にあるわけではないですしね。
私自身、自宅を建てた経験からも思うのですが、
あれもこれも全部!と考えると、本当にキリがないんです。
だからこそ、
「自分たちにとって、本当に大切なものって何だろう?」
と考えることが、家づくりの大事な一歩なのかもしれません。
例えばキッチン。
今回のお話では、
「コンロって、本当に3口必要ですか?」
という問いかけも印象的だったそう。
確かに!
昔は3口コンロが当たり前、というイメージでしたが、
今は電子レンジや電気圧力鍋など、自動調理できちゃう調理家電もいろいろありますもんね~。
だから、普段の料理の仕方によっては、2口でも十分というご家庭もあるはず。
「一般的にはこうだから」ではなく、
「我が家ではどう使う?」
という視点で考える。
設備を選ぶときにも参考になりそうで、良いアイディアに繋がったようです。
ちなみに、こちらのお家。
テレビがないなぁ~と思っていたら、窓の上に隠れていたスクリーンが登場したんだとか!

ゆいちゃん:「あれはびっくりしました(笑)。大画面でアニメも見られるんです!」
チーフ:「ほかにも植物を吊るすためにワイヤーメッシュを使ったり、3Dプリンターでつくったものを取り入れたり。
既製品にとらわれない、自由な発想がたくさんあって、めちゃくちゃ参考になりましたね!」
ゆいちゃん:「あと、私、植物をもっと大事にしようと思いました。ちゃんと水やりしようって(笑)」
……そこも今回の学びだったのね(笑)。
でも、植物が元気に育つ家って、確かに素敵ですよね![]()
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照明って、こんなに少なくてもいいんだ!
続いて訪問したのは、住学の副校長・家守舎 小林さんのご自宅。
ゆいちゃん:「最初に驚いたのが、照明の少なさです。『これだけ?』と思ったのに、暗く感じないんです」
チーフ:「リビングの間接照明と、ダイニングのペンダントライト。
天井もすっきりしていて、なるほどー!これでいいんだ!って思ったよね」
ほぉぉ~。
照明好きの私としては、これは詳しく聞きたいところ!
家づくりで照明を考えるとき、ついつい
「暗くないかな?」
「もっと照明を増やした方が安心かな?」
と考えがちなんですが、
照明の数が多いことと、心地よい空間になることは、必ずしもイコールではないんですね。
必要なところにはしっかり光を届けて、くつろぐ場所は少し落ち着いた明るさに。
壁や天井に光を当てて、その反射を利用する間接照明も、空間をやさしく見せてくれます。
もちろん、読書や細かな作業など、用途によって必要な明るさは違いますが、
ただ照明を増やすのではなく、どう過ごすかを考えることが大切。
洗練されていてとっても素敵ー!余白の美ですねー![]()
そして、チーフがもうひとつ感動していたのが、小林さんのお話の伝え方。
チーフ:「ストーリーがあると、ぐっと引き込まれるんだよね~ プレゼンがすごかったんですよ!!!」
ゆいちゃん:「『没入感が大事』っていうお話が印象的でした。
ただ説明を聞くんじゃなくて、そのお家の考え方に入り込んでいくような感じでした」
建物のデザインだけじゃなく、どうしてその形にしたのか、どんな暮らしを思い描いたのか。
その背景まで知ると、同じ空間でも見え方が変わるんですよね。
キッチンまわりに使われた合板も、職人さんが一枚ずつ丁寧に加工して張ったものだったそう。

材料そのものが特別に高価でなくても、工夫と手仕事で、こんなに素敵な空間になる。
設計と施工、どちらも大切なんだなぁと感じるお話でした。
そして、小林さんがブログで見学ツアーについて紹介して下さっていて感動しちゃいました![]()
2026.10.7 視察は、迎える側も学ぶ。北海道・キクザワさんが新潟に来てくれました。 小林さんのnoteはこちらからどうぞ↑
ありがとうございます![]()
建物だけじゃなく、人からも学ぶ。
渡辺さん、小林さん、
そして以前の視察でもお世話になったネイティブディメンションズの鈴木さんたちと、家づくりについてお話しする時間をいただきました。
まずは「0次会」でアイスブレイク!
ここはアイスブレイクの名の通り、
緊張がほぐれてお互いを知り合える素敵な機会になったようで
新潟のビールやお菓子をいただきながら楽しく談笑して交流し、そのあと懇親会へ。
ゆいちゃん:「実際に建物を見て、その建物をつくった方のお話を聞けるのが本当によかったです~
」
チーフ:「考え方を聞くと、見たものの理解も深まるよね
」
そして、その後。
ゆいちゃん:「チーフはもう一軒行ってましたよね」
……しっかり新潟を満喫しております(笑)。
ではでは!初日を終えた所で、視察旅行記第一回目はこれにて終了♫
他社さんの家づくりを見て学ぶだけでなく、
私たちの家づくりについてもお話しして、お互いに刺激を受け合える。
日本全国でそんな交流ができることも、本当にありがたいですね。
出会えた皆様に感謝感謝です。
また明日も更新します^^






