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新築の契約と結婚生活は似ていると思った話。

2025年09月19日

 

 

おはようございます。
あっという間に秋ですねー
もう9月も下旬だもんね
(通りで食欲が爆増してるわけだ)
トウモロコシが美味しい!
カボチャが美味しい!
サンマが美味しい!
幸せ―!!

 

はい、さくまです、こんにちはニコ

 

クッキーでもどうぞ…!

 

 

今日は久々に、X(旧Twitter)を運用してて
ああーーーー」
って気づいた話を書こうかと思います。

 

 

 

何気私、Xにて「工務店のさくまさん」というアカウントでポスト発信中!
キクザワで働く日常を発信するとともに、
OBのお客様 数名の方と交流させていただいていたり、
建築関係の方の投稿を拝見していただいていたり
日ハム関係(笑)のポストを拝見して元気をもらっています。笑

 

 

 

で、こんなわたしに、
「あなたへのおススメ」みたいな形で
一般の「家づくりのアカウント」のつぶやきが時々、表示されるんですよね。
毎回じゃないんですけどね。

 

 

「なるほどなぁ
みんなこういうところで悩むのか。
確かに、自宅建築の時そうだったかなぁ…」

なんて懐かしく思い返しつつ。

 

 

で、

最近わたしの目に留まりがちなのが、
「〇〇っていう見積もりの項目が高いんだけど、これって普通?!」

というようなポスト。

(最近増えたのか、私に表示される回数が多いのかは謎。)

 

 

それは

設計上の項目だったり、
希望する設備(オプション扱いなのかな?)だったり、
色々あるわけですけど…

 

 

皆その投稿に対して、

「たしかにそれは高い!」
「うちはこのくらいの金額でできましたよ!」
「我が家はいくらでした!」

とコメントが色々返ってきているような場合もあるし

ひどい場合は「ぼったくり」「上乗せしすぎ」と書かれていたりする・・・。

 

 

うーん、、、ショック

相手の会社さんを知らないので、
どうとも言えない部分ではあるんです。
世の中には本当にぼったくりっていう会社もあるのかもしれない…。
(どちらの気持ちもわかるんですけど~)

 

 

 

ただこのケースで、

私が個人的に 施工側サイドから、
お客さんに分かってもらえたら嬉しいなぁ、と思ってしまうことが一つあるとすると、
全部に◎がつく会社って、実はレア。

(でも『これだけは譲れない』に◎がつく会社は、きっとあるはず!)ということです。

 

例えば
① Aハウスメーカーさん
<日本全国有数のHM(ハウスメーカー)で、メンテナンス体制も安心。品質も割と保証されている。スピーディー。ただし建物価格は高い。規格が決まっており、オプションで仕様にないものをつけることは難しい。

② B工務店さん
 職人気質の地域の工務店。HMで建てるより、自分たちのこだわりが実現できる。ただし、人数が限られているため見積もりの確認など、対応には時間がかかることがある。

③ Cビルダーさん
割と安価に家を建てられる。ただし大工は外注になるため、施工がどうかは担当大工の腕による部分も出てくる。基本プランからのオプションは個別対応となるので高額になることがある。

 

それぞれに、強みもあれば弱い部分もありますよね。
家づくりって こういうたくさんある会社の中から
自分たちに合っている施工会社さんってどこかな?
納得できる家づくりにしていくにはどうしていこうかな?
どこが一番自分たちの考えに近いかな?
と選んでいく、いうケースが多いかと思うんですよ。

 

だから世の中には、たくさんの会社があるっていうことですよね。
(だって完璧な会社が一個あったら、みんなそこで家を建てて
 そこだけで良いってなっちゃいますもんね)

 

これだけ多くの人がいる世の中で
好みもそれぞれあって

「大切にしたい部分」って、きっとそれぞれ違うと思うんです。

 

その「大切にしたい部分」を実現できる会社だ!と思って、
家づくりの相手(ビルダー、HM、工務店)を選ぶわけで。

 

だって自分達でDIYで家を建てられるわけじゃない、

だからできないことをできる相手…つまり、

自分達の理想を形にしてくれる、一緒に歩んでくれるような、信頼できる相手がどこなのか、真剣に探して、

「ココだ!」って見つけて、ご契約、と決断するわけですよねニコ

 

で、あるならば、、、
会社ごとに「一律」じゃないので、
決めたあとで他と「比較する」って、あまり意味がないように私は思うんです。

 

例えば「外壁・屋根塗装」の例で言うと、うちの会社は大体他の会社さんより高いんですけども
それはなぜかというと、
足場を組んで、
スチームでまず汚れと錆をしっかり落として、下地の処理を行って、
そこから、下塗り、中塗り、上塗りと三回塗っています。
その塗料も、紫外線に強い変性シリコン樹脂の高耐久なものを使いますし
職人さんも、長年取引があってうちの会社の施工方法を理解している
腕の確かな、信頼のできる方にお願いしています。

 

価格を抑えようという会社の中では
汚れ落としをしないでそのまま塗っちゃう場合もあるし(←そのまま塗れるっていう塗料もあるらしいけど)
塗りの回数を減らす場合もあるし
塗料をシンナーで思いっきり薄めていたり(←見た目にはわかりませんが、数年でわかります)、
足場を組まずにハシゴで、という会社さん(←高さにより法律も絡む)
職人さんがヘルメットもつけずに作業する会社さん(←これも高さにより法律も絡む)
人の出入りが激しく、塗装経験が浅い新人さんが施工する会社さんもあったりします。

 

 

こういう場合、価格は決して同じにならないと思うんですね。
だから大事なのは中身というか
そこには「理由」があると私は思います。

 

 

そして、
私たちは「品質」「安全」「耐久性」を大事にしてるけど、
人によっては価格を一番大切にしたい人もいるので、
一概にどちらが優れていると決められるものではないのですよね。
(結局、消費者の方がどれを選ぶか、であって。)

 

 

だから、

価格の差だけでぼったくりと言われてしまうとしたら、ちょっと悲しいなと思ってしまうのも正直なところ。

そして、
お客さんの立場で言うと、
蓋を開けてみて「こんなに高いと思わなかった!」とならないようにするには
やっぱり会社選びの段階で、
十分に相手の会社を確認しておくことが大事なのかなと思います。

 

 

元の「見積もり」の話に戻ると、
本体価格は設備を全部一括発注にすることで安く抑えるている分、
オプションの場合には個別発注になるので高くなる、という会社もあるかも?
HMブランドのものじゃないとそもそも施工ができませんっていう会社もあるかも?

それぞれ
できること、良いところ、悪いところがあるので、
十分に勉強して、それらを踏まえたうえで会社を選ぶこと
また、選んだ以上は、自分が選んだその会社のやり方を信じて、
あまり他と比較しない方が、良いのではないかと…。

 

そんな風に思うのです。

 

 

 

この一連のやりとり

何かに似てるわーーーってずっと考え続けてて、昨日ハッとしました。

「結婚」に似てる!

 

恋愛になり、お付き合い期間を経て結婚したものの…
パートナーと一緒に生活していく中で、気になることが出てきました。
つい周りに愚痴をこぼしたときに
「えー!それっておかしくない?」
「ウチの夫はそんなことないけど」そう聞いて、
ますます「やっぱりおかしいんじゃないか!イライラー!」みないな気持ちになってく。

 

でも、
相手に良いところがたくさんあったから結婚したはずで
悪いところより、良いところの方が魅力的に感じたから結婚したはずで。

つい悪い面に目を取られちゃうし、周りは色々言うかもしれないけど、
本気で改善を望むのであれば
直接、相手とゆっくり会話した方がよいと思うのです。

 

この時に、
「周りがこう言ってる」とか、「これは普通じゃない」っていう一般論や世間の話を軸にすると喧嘩になっちゃうと思うので
相手の持論や理由をまず聞いた上で、
「私はこうなると嬉しいけど」と希望を伝える事で、折り合いをつけていくというのが一番平和なのではないかとも思います(笑)。

 

どうしても変えられないこともあるかもしれないですし(←それも含めてその人、ということで)
DV・モラハラっていう命にかかわる問題は別として<
「うーん、こういう良い面もあるから、ここはちょっとこちらが我慢しようか、私も迷惑かけることあるしなぁ、、、」と妥協できることもあるかもしれません!

 

 

出来る限り、結婚する前に全部知って、それでも結婚と決断出来たらそれが一番かもしれないですけど(笑)
(見えない部分てあるよねー(笑)!)

 

だから、自分が「絶対大切にしたい」「本当に大丈夫かな」っていうことは、「そんな相手を選んだ私が馬鹿だったわ!こんな人だとは思ってなかったわ!!」とならないように、結婚前に十分確認しておくと、トラブルは少なく済むかもしれないよねひらめき電球

 

 

 

ということで
今回のまとめ!

 

家づくりは、結婚生活とちょっと似てる。

 

 

他の人の意見も参考にはなるけれど、

一番大事なのは、「何を大切にしたいか?」を軸にして事前に相手をしっかり選ぶこと。

自分の大切にしたいことが実現できないのであれば、そもそもその相手は選ばない方がいいのかもしれない。

 

そして、選んだ会社に対して、気になることが出てきたら、まずは直接話してみること。

喧嘩にならないよう【伝え方】は工夫が必要だとしても

ちゃんと聞いてみると、納得できる理由が見つかるかもしれないしニコ

いい方向に繋がる場合もあるかと思います。

 



突き詰めて考えていくと、

「人と比べない」っていうことも、幸せを感じられる一つの方法かと個人的には思っていますほっこり花

案外と「よそはよそ、うちはうち」

みんなが同じ人と結婚したなら、同じ条件で悩み相談もできるけど…「結婚相手はそれぞれ別の人」っていう前提があるっていう上で、アドバイスを聞く必要があるのかもしれないですよね?

そして、我慢できないような大きな問題の場合は、迷わずに専門家にね。

 

 

住宅に関わる関係者の一人として、

みなさまの家づくりが幸せなものになりますように、

こころから応援していますほっこりラブラブ

 

 

 

さくまのX貼っときます!(日々のつぶやきです)

https://x.com/china_sakuma

 

最後までお読みくださり、
ありがとうございました!

季節の変わり目、風邪に気をつけてお過ごしくださいねお茶ラブラブ