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外と内を、やさしくつなぐ。モデルハウスの外構計画、その舞台裏|進行中キクザワモデルハウス③

2025年06月02日

こんにちは。
急に季節を飛び越えて、夏らしく暑さを感じる季節になってきましたね。
とうとう6月!
運動会も終わって、ほっと一息
スタッフのさくまです

今日は、
モデルハウスの「外構計画(エクステリア)」についてご紹介します。

モデルハウスというと、建物そのものに目が向きがちですが、
“外の彩り”を添えることで、空間全体がより豊かに感じられるものですよね。

だから今回は、建物の外観がシンプルだからこそ、つながりや彩りが感じられるような工夫をしたい!!というのが設計陣のプランだったよう。
担当の専務(+ゆいちゃん)に少し詳しく、教えてもらいましたよー!!
よろしければお付き合いくださいね。

😄「外構を入れよう」と思ったきっかけ

きっかけは、
建物だけでは少し「味気ないかも…」と感じたことからでした。

せっかくのモデルハウス。
お客様が訪れたときに、もっと心が動くような…
色彩や、景色の広がりを感じられる空間にしたいという想いがあったんですよね。

さらに、玄関横に縁側のような空間があって、
繋がってゲストルームを設けていたこともあり、
建物の内側と外側を「緩やかに」そして「シームレスに」つなげる構成にしたかった、という理由もあります。

✨外構を担当してくださったのは「エディアランドスケープデザイン」さん

今回のエクステリアを担当してくださったのは、
ご縁があって出会えた「エディアランドスケープデザイン」さんです(このブログではエディアさんと記載させていただきます)

社内の白幡からの紹介で
大学時代の同級生が、こちらに勤める事となり、
良ければ一度お話に行きたいとお声がけいただいたようで。

ちょうどモデルハウスの計画があり、
タイミングバッチリ!!…と、
偶然が重なって実現したこの連携!!

エディアさんのHPを拝見すると、
「私達は緑を発信しるライフスタイルの設計事務所です。」
と書かれていて、
洗練された外構プランがとても素敵な会社様です。

数年前にご一緒させていただいた
㈲TAO建築設計さまや
南幌をきっかけに次世代の会でも繋がらせていただいてるAtelierO2株式会社さま
などなど
名だたる設計事務所さん、ハウスメーカーさん、工務店さんのお名前多数。
期待が高まります。

実際に提案をいただいたとき、
「さすが…!」と声が漏れてしまうような完成度の高さでした!

\それが、じゃじゃーーん!こちら!!/

特にCADでの図面提案はとても美しく、
イメージがぐっとリアルに浮かび上がるような仕上がりでした✨


こんな夜のライトアップまで
イメージとして添付してくださっている…!

(ここまでの事は、私たちのCADではなかなか難しい、さすがエディアさん…!)

専務も「餅は餅屋としか言いようがない!!」と、
専門で外構を提案されている会社の実力を知った!と興奮気味でした!

🌟エディアさんからの具体的な提案

ここで少し、提案していただいた内容をご紹介しますね。

🌸 1. 和室ゲストルームの窓から見える植栽

ゲストルームは和室になっており、
座ったときにちょうど地窓のように低い位置に窓が付いています。
この目線の先に植栽が映るように希望をしたところ、
希望通りに、視界の抜けもしっかりイメージに落とし込んで配置してくれました。

特に提案された「イロハモミジ」は、
季節の変化を感じられる美しい木で、
窓越しに見えるその佇まいは、まるで一幅の絵のようです。

他にもアオダモやエゴノキなど、
繊細で表情豊かな樹種もセレクトしてくださっています。

🪨 2. 玄関まわりに、印象的な「石」を配置

玄関アプローチには、大ぶりな割栗石や
北海道ならではの素材である札幌軟石を使った提案も。

ただの“入口”ではなく、
外の空気を室内に招き入れるような、やわらかなつながりが感じられる空間にしてくれました。

😄3. アプローチ動線は、有機的な“ゆらぎ”で

図面を描く立場にあると、どうしても直線や四角の形にまとめたくなるのですが…
エディアさんはそこを、あえて曲線で描いてくれました。

「動き」や「余白」を感じさせるアプローチは、
見る人の心を和ませてくれる不思議な力があります。

こうした“感覚的な心地よさ”って、図面ではなかなか表現しにくい部分。
そこを汲み取って、形にしてくれたことに感動しました

🌈コスト面でも嬉しい驚きが

エクステリアを追加するとなると、
「費用がかかるのでは…?」と思われる方も多いと思います。
でも今回は予算内で十分実現可能な提案となり、
コストパフォーマンスの面でも満足感のある内容となったのも嬉しかった。

現在は、エディアさんが作成してくれたCAD図やイメージパースをもとに、
窓から見える景色の高さや植栽の配置などを確認している段階です。

図面を見ながら、「ここに光が差すとこんな風に見えるかもしれない…!」と想像するこの時間も、家づくりの醍醐味ですね

✨「建物の中だけでなく、外も含めて、家になる」

今回の外構計画を通して、改めて実感したことがあります。

それは、
「建物」だけではなく、「風景」や「空気感」もふくめて家なんだということ。

小さな敷地でも、植栽や石、アプローチの工夫で
驚くほど表情豊かな住まいに仕上がります。

もし今後、家づくりを考えている方がいたら、
ぜひ「外構」も含めてプランニングに組み込んでみていただけると

家と庭、光と影、内と外。
その“ゆらぎ”の中に、きっとあなたらしい心地よさが見つかるはず。

(なかなか予算的に難しい場合もあるかもしれないですが
いずれやる希望があるのであれば、建築段階で一緒に考える方が重機なども入っていきやすいというメリットもありますよ♪)

完成が今から楽しみです。
今日も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

キクザワ
さくまでした(^^♪

またね!!