
こんにちはー もう10月!
朝夕の空気がひんやりしてきて、秋を感じる季節になってきましたね〜
いかがお過ごしでしょうか?
峠では雪というニュースを見て、もうそんな時期かとびっくり!!
冬を前に、少しずつ冬支度を進めていければと思っている今日この頃です。
そんな中、私たちがコツコツと進めている新しいモデルハウス
いよいよ形になってきました!
外構工事前に土間コンクリートを打設しましたぁ!
来週外構工事に入れば、建物自体は完成です
今日は、
内装や照明などインテリアのコンセプト
職人さんとのやりとりなど、進行中だからこそ語れるエピソードを
現場担当の白幡ゆいちゃんにインタビューしてみましたので、
お届けしていこうと思います
「好き」をちりばめた、居心地の良い空間
このモデルハウスのテーマは、
「必要十分」な暮らしを、心地よく彩ること。
その中でも今回、私たちが特にこだわっているのが “かたち”なんです。
色合いはシンプルに抑えて、その分、落ち着く、リラックスできる空間を大切に
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まるい照明
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スッキリとしたラインの棚
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遊び心のある丸や雲のモチーフ など
パッと見は目立たないけど、
じわっと心に残るような「かたちの心地よさ」を随所に散りばめています。
こちらも傘のカタチに少し和の風情を感じられますよね。
想いを形にする、現場の知恵とチームワーク
工事って、実は、裏では毎日いろんなドラマがあるんですよね(笑)。
家一棟が完成するまでには、色々な工程を経ていくこともあって
予期していないことも結構起こります。
(図面を形にしていくって、とっても大変!)
例えば今回、1階の建具にウッドクロスを貼るという初めてのチャレンジを行いました。
ただこの建具
全館空調システムのためスリットがあいていることもあり、
「このままじゃ貼れないかも…」というクロス屋さんの声に、
「じゃあどうする!?」と急遽、大工さんと塗装屋さんが現場に駆けつけてくれました。
ひとつひとつ加工を加えながら、
設計側の“想い”をカタチに。
予期せぬ事態を乗り越えて、
最終的には、最初に考えていたものよりさらに良いものがうまれていく。
これが注文住宅の現場の醍醐味でもあるんですよね
ほかにも、
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斜めにデザインした畳の施工(板畳の貼り方で京冶棟梁が四苦八苦)
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キッチンのタイル、実は一段目だけ色を変えるという細かいこだわり。
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300×600の大判タイルの貼り方に、職人さん、設計側が現場で試行錯誤した跡も…。
どれも図面通りにはいかない、だからこそ“人の力”が頼りになる。
そんな現場の空気を感じながら、毎日進んでいます✨
斜めの畳とそれに合わせた板畳が美しい和室になりました^^ みんなの力作です!
照明、建具、こだわりのあれこれ。
照明の色分けも、実は細かなこだわりのひとつ。
全体的にはやわらかい雰囲気を演出する電球色を使いながら、
洗面や脱衣所には肌や服の色が見やすいように“温白色”を採用しています。
この「光の色」の違い、場所ごとでの使い分けは、写真だけではどうしても伝わらない、
実際に体感して、自宅のプランの時に検討していただきたい材料の一つ!
機能性も大切にした、照明の選び方については、皆さまに参考にしていただけるかも
2階のトイレでは、壁紙に鳥柄のクロスを選びました。
さらに、扉には小さな鳥のアイコンを施して、ちょっとした遊び心もプラス。
おうちの中で、思わずふふっと微笑んでしまうような可愛らしい仕掛けです。
また、階段のアイアン部分にスイッチを忍ばせるという、“隠れた工夫”も取り入れました。
使い勝手とデザインの両立を目指した専務のひそかなアイディア、
これは現地でぜひご覧いただけたら嬉しいです。
そして、色の統一感にも注目。
流行のグレーの中でも少し青を足したブルーグレーをチョイス。
畳の縁の色までこだわって、“青”をキーカラーに全体をまとめて
寝室では、
造作ニッチと照明の組み合わせに専務のアイデアが活かされていて、
まるでホテルのような仕上がりに!!
スタッフからも「これ、いいね!」と声が上がった、密かな人気ポイントです
完成まで、あともう少し。
今はまだ、工事の音が響くこの家。
その音のひとつひとつが、「未来の暮らし」をつくっていると思うとなんだかワクワク…。
完成したら、ぜひたくさんの方に見ていただきたい
ただ、今この瞬間の”途中”の魅力も、こうして残しておけたらいいなーと
次回は最後に、造作家具に関するモデルハウスのエピソードを、
ブログでご紹介していきますね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
季節の変わり目、どうぞ皆様、体調に気を付けてお過ごしくださいね。
キクザワ
さくまでした