さくま家、家を建てる。~増築編① 親との同居は突然に。二世帯住宅の3つの型について~
こんにちは😊
9月も半ばを過ぎて涼しくなってきましたね。
今日からシルバーウィーク!
みなさまはお出かけのご予定ありますか?
「ひまぁー」「どっか行きたーい」のチビ達。
(どうしようかなー
おすすめの場所があればぜひ教えていただきたいです!)
こんにちは、スタッフさくまです![]()
さて。
今日は ずっと書いていなかった我が家の「二世帯住宅」増築話について、
書いてみたいと思います。
何年かかっても完結しないさくま家家を建てるシリーズ笑
過去の記事はこちらから。
第一回 私がキクザワを好きな理由こちら
第二回 土地探し編 こちら
第三回 地鎮祭編こちら
第四回 ドキドキ地盤調査編こちら
第五回 考え方の違い編こちら
第六回 基礎着工編①こちら
第七回 基礎着工編②こちら
第八回 間取りとテイストについて考える。こちら
第九回 ZEHという選択こちら
第十回 ZEHの作り方① こちら
第11回 ZEHの作り方②こちら
第12回 木工事突入編 こちら
第13回 LIXIL 札幌ショールーム編 こちら
第13回② クリナップ 札幌ショールーム編 こちら
第14回① 照明計画失敗談 こちら
第15回 高気密高断熱 二種類のシートの違いとは?こちら
第16回 ZEHの建て方 冬の日射と夏の日射問題 こちら
母屋も中途半端にしながら、
今回は二世帯住宅の増築話になります。(笑)
よろしければお付き合いくださいね。
(※なんか昔に書いたような気もするけど、
検索したら出てこなかったのでもう一回書きます!)
二世帯住宅というと、
「親と一緒に住むことを最初から決めて建てる家」
というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、家族の暮らしって、
必ずしも計画通りに進むわけではないんですよね。
我が家も実は、
当時、将来親世帯と一緒に暮らすことになるとは思っていませんでした。
私も兄弟はいるものの、それぞれ遠方住まいで、夫もお互いに一人っ子みたいなところがあるので
家を建てる時に一度、
「どっちの親をどう見るか?」で喧嘩になったこともあったりしてね(笑)
夫は長男だから自分の親の面倒を見たいと思っている
私は次女ですけど、
姉はカナダに居て頼れず、両親の健康も黄色信号なのでできれば近くに居たい
(↑嫁に行った身なので、そこは長男の嫁として考えるべきなんだろうけど…)
そうなった時のために家にその準備をしておくかどうか(部屋を作っておくかどうか)
頭にあるかないかで、家の間取りって大きく変わるんですよね![]()
実際に一緒に住むなら、どこまで共用にするのかもあるし…。
話し合い始めたら、お互いなんか熱くなっちゃいましたね…。
結局、話は平行線で、お互いの結論としては、
「どちらかに決めると喧嘩になるから、今は深く考えずに客間だけは一室用意しておこう」
こんなことから、六畳の和室を間取りに取り入れることになった訳だったのです。
(本当にどちらかの親と一緒に住むことになるとは、この時は思っていなかったわけなのですよね~)
それが、
数年前に義父が脳出血で要介護となり、そこから状況が変わりました。
介護を一人でしている義母も負担が大きそうで、
遠くにいるので何もお手伝いできず、、、
ある年、義母から、
「戸建ての家が広くて、トイレまでの移動が大変」
「今の間取り的に、キッチンと普段過ごすリビングが目が届かない場所に位置しているので、家事がしにくい」
こんな悩みがぽろり。。。
その後、
「庭に、小さくていいので自分たちが住むための家を建てられないか」という相談を受け、実際に二世帯住宅を増築することになったという流れだったのでした。
いくら頭でアレコレ考えても
予測できること、予測できないこと、色々ありますよねー。
家を建てるときって、
「今、家族がどう暮らしているか」
を中心に考えることがどうしても多いです。
私自身もそうでした。
でも実際に暮らしていると、
子どもは成長するし、
親も自分たちも年齢を重ねます。
仕事が変わったり、
自分や、家族の体調が変わったり。
家族の距離感そのものが変わることもあります。
最初から全部を想像するのは難しいので
その時々に応じて、臨機応変に対応することが大事になりますが
それでも家を建てる機会に、
将来について予め家族で話し合うのはとても大切なことですね。

少なくとも我が家は、新築時の話し合いをきっかけに「確かにその可能性もあるかも」と頭のどこかで考えておくきっかけにはなっていた訳で、なんとなく心の準備ができていたのですよね。
二世帯住宅。
みなさんにとっては、縁がなさそうな遠いものでしょうか?
それとも家族の一つの可能性としては、ありそうでしょうか??
私の個人的な考えになりますが
核家族化が進んで、
「なんでも自分達でやろう」「やらなきゃ!」となりがちですが
元々日本の家族って、
親世帯と子世帯が助け合って一緒に暮らしてきた歴史があったりもします。
二世帯住宅というのは単に
「親世帯+子世帯で暮らす家」
というだけではなく、
これから家族がどう支え合って暮らしていくかを考える、ひとつの住まい方
なんだなぁと思っています。
せっかくの機会なので、
もう少し、二世帯住宅に関して掘り下げてみましょうね。
二世帯住宅には、大きく3つのタイプがあります
「二世帯住宅」とひとことで言っても、
実は間取りはいろいろ。
大きく分けると、
①完全同居型
②一部共用型
③完全分離型
の3つがあります。
① 完全同居型

まずは、ほとんどの空間を家族みんなで使うタイプ。
玄関も一緒。
LDKも一緒。
キッチン、お風呂、洗面なども基本的には共有して、
寝室などの個室だけ、それぞれ分けるイメージです。
昔ながらの
「おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に暮らしている大家族のおうち」
に近いかもしれませんね。(サザエさんちタイプ)
設備を世帯ごとに2つずつ用意しなくてよいので、
3タイプの中では建築費を抑えやすいのも特徴です。
光熱費などもまとめやすいですし、
何より日常的に顔を合わせるので、
子育てや介護など、
家族同士で助け合いやすい暮らし方だと思います。
一方で、
生活時間が違うご家庭では、
少し気を使う場面もありそうです。
例えば、
寝る時間。
起きる時間。
食事の時間。
お風呂に入る時間。
テレビを見る音量ひとつでも、
毎日のこととなると意外と気になるもの。
仲が良いから一緒に暮らせる、
というだけではなくて、
お互いの生活リズムをどこまで受け入れられるか?
というところまで考えておくと安心かなと思います。
② 一部共用型
一部だけを一緒に使うタイプ。
これが二世帯住宅の中では、
いちばん「組み合わせ」が多いかもしれません。
例えば、
・玄関だけ一緒
・玄関とお風呂は一緒
・LDKは別だけど洗面や浴室は共有
・LDKは一緒だけど寝室や洗面はそれぞれ別
などなど。
家族によって、
「ここは一緒でいいよね」
「いや、ここだけは分けたい!」
という場所が違います。
個人的にはここが、
二世帯住宅を考えるうえで、
とても大事なところだと思っています。
例えばキッチン。
料理をする時間も、
食べるものもほとんど同じなら、
ひとつでも十分かもしれません。
でも、
食事時間がかなり違ったり、
それぞれ料理をするのが好きだったりすると、
キッチンが別の方が気兼ねなく使えることもあります。
お風呂も同じですよね。
人数が多ければ、
「誰が何時に入る?」
という話になります。
こういう小さなことって、
図面を見ているときには
なかなか想像しづらいのですが、
実際の暮らしでは毎日のこと。
だからこそ、
「設備をいくつ付けるか」ではなく、
今の暮らしを一度そのまま書き出してみる
(家族それぞれのライフスタイルを一度整理してみる)
というのもおすすめです。
③ 完全分離型
完全分離型。
玄関、LDK、キッチン、お風呂、洗面などを
基本的にそれぞれの世帯に設けます。
イメージとしては、
同じ建物の中に、家が2軒ある感じ。
1階と2階で分ける「上下分離型」もあれば、
建物を左右に分ける「左右分離型」もあります。
一番のメリットは、
やっぱりそれぞれの暮らしを守りやすいこと。
帰宅時間が遅くても。
朝が早くても。
ご飯の時間が違っても。
お友達が遊びに来ても。
お互いに必要以上に気を使わずに暮らしやすいです。
一方で、
キッチンやお風呂などの設備もそれぞれ必要になるので、
建築費はほかのタイプより大きくなりやすいです。
玄関を2つにするのか。
給湯設備はどうするのか。
電気や水道のメーターはどうするのか。
北海道なら暖房をどう分けるのか。
考えることも少し増えます。
また、将来片方の世帯を別の用途で使いたい場合などは、
完全分離型の方が対応しやすいケースもあります。
ただし、
登記の方法や税金上の扱いなどは建物のつくり方によって変わりますので、
将来的な活用まで考える場合は、
設計段階で専門家に確認しておくのがおすすめ。
我が家は後からの増築だったこともあって、この完全分離型で作ったのですが
建築基準法上の一敷地一建築物の原則
「一つの敷地には原則として一つの建築物しか建てられない」という部分で
引っかかるのでは!という問題が出てきて
どこをどのようにすれば建てられるかどうか、
市町村とルールを確認しながら進めた背景がありました。
それもまた、
建築においての二世帯住宅と、税金面についての二世帯住宅とポイントがちょっと違うので両方確認することが大事です。
(※ちなみに、我が家の問題では、
①母屋とつなげる部分を廊下で繋ぐ(土間はNG)
②つながるドアには鍵はつけちゃいけない
というのが北広島のルールでした
)
どの二世帯住宅が一番いいの?
これはですね。
たぶん、
「これが正解!」というものはない
と思っています。
完全同居型だから仲良く暮らせる、
というわけでもないですし、
完全分離型だから関係が薄くなる、
というわけでもありません。
大切なのは、
「どこまで一緒に暮らしたいか」
と
「どこからは自分たちの時間にしたいか」。
この境界線を、
家族で話してみることなんじゃないかなぁと思います![]()
ざっくり整理すると、
完全同居型
→家族との時間を多く持ちたい、費用を抑えたい方向け
一部共用型
→交流もしつつ、それぞれの生活も大事にしたい方向け
完全分離型
→生活リズムやプライバシーをしっかり分けたい方向け
というイメージ。
でも、
同じ「一部共用型」でも、
暮らし方は本当に何通りもあります。
二世帯住宅を考えるなら、「今」だけじゃなく「これから」も
自分自身の経験から思うのは、
家族の状況って、
本当に変わることがあるということ。
我が家も、
家を建てたときには
今の暮らしを想像していませんでした。
もちろん、
将来起こることを全部予想して家を建てるなんて、
できません![]()
だから、
「将来介護するかもしれないから、この間取りにしましょう」
ということでもないと思っています。
ただ、例えば
・1階に寝室として使える部屋をつくっておく
・トイレまでの動線をなるべくシンプルにしておく
・段差を少なくしておく
・あとから使い方を変えられる部屋をつくる
・家族が増えたり減ったりしても使いやすい間取りにする
そんなふうに、
少しだけ余白を残しておく家づくり
はできると思うんですよね![]()
![]()
そして二世帯住宅なら、
間取りを考える前にぜひ、
「一緒に暮らしたら、朝から夜までどう過ごす?」
という話をしてみてほしいなと思います。
誰が最初に起きる?朝ごはんは一緒?洗濯機はいつ回す?
夕飯は?お風呂は?休日は一緒に過ごす?
来客があったら?
ちょっと細かすぎるようですが(笑)、
こういう話の中にこそ、
「ここは共有できそう」
「ここは分けた方がお互いラクだね」
というヒントが隠れています。
家族だからこそ、
近すぎると気を使うこともある。
でも、
すぐそばにいるから安心できることもあります![]()
そのご家族にとっての
ちょうどいい距離。
それを間取りにしていくのが、
二世帯住宅の家づくりなのかもしれません。
これから検討される方にとって、このブログが
「何を一緒にして、何を分ける?」を家族で話すきっかけになればうれしいですし
これから家を建てる方にとっても「こういうパターンもあるかも」と
少し未来に想いを馳せる機会になれば嬉しいです![]()
![]()
実際の二世帯住宅、見てみませんか?
実際に二世帯住宅を見に行く機会ってあんまりないですよね。
ちょうど 9月26日(土)・27日(日)、恵庭市島松で
親・子・孫、三世代で暮らすお住まいの完成住宅内覧会を開催します![]()
今回のお住まいは、
家族が集まる時間も、それぞれの時間も大切にした住まい。
「一緒に暮らすって、どのくらいの距離感なんだろう?」
「自分たち家族なら、どこを共有したいかな?」
そんなことを、実際の空間を見ながら考えていただける機会です。
二世帯住宅をご検討中の方はもちろん、
「いつか親との暮らしを考えることがあるかも」という方にも、参考になるかも!
詳しくは イベント情報をご覧くださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
さくまでした!
ではまたっ![]()
![]()

