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  3. 2021年6月竣工 札幌市西区K様邸
   
趣味のアウトドアを家族全員で楽しめる、納得の家になりました。
一棟の家が完成するまでには,そのお客さまだけの物語があります。
「家づくりの過程の中で悩んだこと、心配だったこと、嬉しかったこと、よかったこと…実際に家を建てて住んでいる方の物語は、見えない誰かの参考になるはず。」-こんな思いから、実際にキクザワで家を建てたお客様のおうちを訪問させてだき、お客さまだけの家作りのストーリーを伺ってきました!
今回インタビューさせていただいたのは、2021年に札幌市西区にて家づくりを行ったK様。
ご家族の家づくりに込められた思いとはどんなものだったのでしょうか? 
<住宅概要>
家族構成  ご主人様(30代) 
      奥様  (30代)お子さん2人 
施工場所  札幌市 
施工年月日 2021年1月~2021年6月
施工期間  約6か月


「家を建てるなら、信頼関係が大切だと考えていました」
―キクザワで家を建てようと思ったキッカケを教えていただけますか?


ご主人 元々大工の田中郁晴さんと釣り仲間でした。5,6年前に釣り仲間同士の食事で知り合ったのがキッカケで、釣りの他にアウトドアなど共通の趣味も多く話が合います。元々「家を建てる時には信頼できる人に建ててほしい」と思っていたので田中さんにお願いできたらなと思ったことがキクザワでの家づくりのスタートになりました。
家を建てたいと思った時、色々な会社に資料請求してみたんですが、何社ものカタログを見ているうちに何が良いのかわからなくなってきてしまって…。でも結局「田中さんに頼めばいいか!」と。結果的にそんなに迷わなかったですね。


―信頼を一番大切に家づくりを始められたという事だったのですね。
土地探しは疲れましたが、子育てしやすい環境を優先し、理想の場所を見つけられました。
―土地探しはどのように進んだのでしょうか?

ご主人 結構時間がかかり大変でした。住みたい地域は決まっていたので、不動産会社さんとインターネットでかなり探して・・・。当初はこの近くの川沿いが良いなと思って悩んだんですが、子供が産まれたこともあったので、学校に通わせるのであればもう少し学校に近い方が良いのかなと考え始めました。「よく考えると川の近くだと子供が危ないか…」とか。


奥様 この辺は、保育園も小学校も近いですし、バス停も近いんです。高校に通うようになればバス通学になるので、バス停が近い方が便利かと思いました。最終的にインターネットで情報を見つけて決めました。
土地探しは心身ともに疲れましたが、おかげさまで広さも立地も満足いく土地が手に入りました。裏庭が広く道路に面していないので子供たちを遊ばせる時も安心できそうです。

ご主人 裏庭はまだ手付かずですが、これから徐々に手をかけていきたいなと思っています。

―土地については常務も見に来ていましたよね?

常務 決める前に土地を見に来て、広さが十分だし建蔽率容積率も問題なかったので、要望に合わせてある程度好きな形にできそうだなと思ったかな。札幌は土地によって建てられる家に制限が出ちゃう場合もあるけど、ここはその心配がなかったので良い所を見つけたなと思いましたね。

―時間をかけて探したからこそ、ご家族みんなにとって「ここ!」という土地に出会えたのですね。
悩みながらプランを進めましたが、悩み抜いたからこそ満足しています。
プラン依頼時にこだわったところや実現したかったことを教えていただけますか?

ご主人当初のこだわりは、吹き抜け、広いキッチン、バーベキュースペース、釣りやアウトドア用品専用ののスペース、広めの浴室、和室・・・結構ありますね(笑)。

―キッチン横のダイニングや、対面カウンターとアイランドキッチンの配置も使いやすそうで良いですね。



ご主人 そうですね。カウンターはキッチン対面式で夜居酒屋のように楽しんでいます。まだコロナの心配があって友達はなかなか呼べていないのですが、落ち着いたら人を呼んで賑やかに食事できたらいいですね。

―ダイニングと別にカウンターがあるデザインですが、ここも何かこだわりがあったんでしょうか?

ご主人 そうですね、なんとなくカウンターはお酒を飲むためというか、居酒屋風が憧れだった事がありましたね。天井の間接照明も気に入っています。夜にこの照明だけつけて、一人でまったりお酒を飲むのが好きですね。

―キッチンやダイニングでは奥様のこだわりもありましたか?

奥様 私は台所をとにかく広くしたくて。アパートの台所が本当に狭くて大変だったんですよね。なので、次は絶対に広い台所にしようと決めていました。 庭側にキッチンという間取りも、子供たちが外で遊んでいても目を配ることができるので 希望して、その通りになりました。

―実際にお使いになってみて、キッチンは前より使いやすくなりましたか?

奥様 はい!主人も私も背が高めなので、高さを自分たちに合うよう高めのサイズで合わせてもらって、作業台もシンクも広くて、何もかもが使いやすいように感じます。吊り戸棚は金谷さんのアドバイスで「少し低くした方が、手が届きやすいんじゃないかな?」と。実際に使ってみるとこれが本当に良かったです。
キッチンとダイニングテーブルがすぐ横並びなので、配膳も下膳もしやすいですし、食事中に物を取りに行くのもラクになりました。

―毎日食事の支度をするために長く使う場所だからこそ、使いやすく整えるとストレスフリーで過ごすことができそうですね。

ガレージとキッチンのを繋ぐこだわりの『釣り部屋』のおかげで片付けもラクです。
―K様邸は、ガレージから土間仕上げの釣り用具やアウトドアグッズの収納室(※通称:釣り部屋)を通る裏動線がある間取りが特徴ですが、ここもかなりのこだわりポイントですよね?


ご主人 釣り部屋は本当に気に入っています。
魚を捌くためにキッチンを使う時も玄関を通らずにガレージから釣り部屋を通って直接キッチンに来られますし、用具関係も備え付けのシャワーで一気に洗えるのでかなり楽です。
釣りやアウトドアで砂まみれになる物もあったりするんですが、持ち帰った用具をガレージの地面に並べて、シャワーをざーっとかけるとそれだけでも綺麗になるので片付けの手間を省けるようになりました。家にこの片付けスペースが無く、浴室のシャワーを使って片付けに苦労している仲間の話も聞くので、これは本当に助かっています。
冬もリビングから直接ガレージに抜けられるので便利ですね。


奥様 あとはこだわった部分として気に入っているのが、二階に作ってもらったウッドデッキのバルコニーです。ここはバーベキュースペースとしてビアガーデンのように楽しんでいて、今年ももう何回かBBQをしました。外からの目線も気になりませんし、煙も上に登っていくようなので、煙やにおいで周りのおうちに迷惑をかける心配がないんです。

ご主人 ウッドデッキの木が燃えたらと心配なので、炭ではなくキャンプ用のガスコンロを使用しているんですけどね(笑)
家族の趣味は車中泊とアウトドア。思い立った時に、行きたい方角へと車を走らせています。
―キャンプ用のガスコンロがあるのですね!アウトドアがご趣味だとお話しされてましたもんね。

ご主人 実は、趣味が車中泊なんですよね。バンにベッドが付いているので、家族四人、子供たちと一緒に思い立った時に北海道内を走っています。釣りたいものだけ決めて、その方面に向かって走るという感じで。時期により釣れる魚が変わるので、場所はあちこち変わります。

―すごいですね。ちなみに今時期だと?


ご主人 サクラマス等を釣りに寿都方面ですかね?(笑)


奥様 ドライブしながら道の駅のマグネットを集めに道内を巡っています。
子どもが生まれる前は、夫婦二人で車中泊をしながらスタンプラリーに行っていて全道を制覇したんです。子どもたちが生まれたので「次はマグネットにしてみようか?」と。また始めました。

―お子さんが生まれてもご夫婦の趣味が変わらないというのは素敵ですね。これから始めたい事やお子さんと始めたい事などはありますか?

奥様 そうですね。頻度はちょっと減りましたが、車中泊やアウトドアはみんなの趣味として楽しめています。釣りは私はしないのですが、ワカサギ釣りはテントの中で出来るのでキャンプみたいな雰囲気で好きです。子どもたちはまだ一度も行った事が無いのでこれから連れていきたいですね。
子どもの習い事では、これからスキーはどこかのタイミングで始めたいなと考えています。

―ご家族みんなの共通の趣味があるのは素敵ですよね。たくさん遊んで帰ってきても、片付けしやすいガレージと釣り部屋がある事で、ストレスなく、さらにアウトドアライフを楽しんでいけそうですね。

建築中はたくさん悩みましたが、そのおかげで満足しています。
―建築中思い出に残っていることはありますか?

ご主人 優柔不断なので迷惑をかけることもあったと思います。一回決めてから、その後でもう一回考え直すっていうことは結構ありました。特に間取りは本当に悩んだのと、あと最初はお風呂も広さのイメージが湧かなかったのもあり、浴槽の形が気に入っていた1.5坪タイプのもので検討していました。

奥様 そうそう、タイルのタイプの・・・。200万円くらいしたんです(笑)。

―200万円⁈ それはすごい!


奥様 お風呂もこだわりたい場所の一つだったんですね。最初に選んでいたのは浴槽の形が夫婦ともに気に入り、それが良いなと思っていました。でも、他のメーカーのショールームを回りながら他の商品を見たり、説明を聞いていく中で、徐々に「こっちも良いのかな・・・?」「これをやめればこっちができるのかも!」と考えて、1.25坪のサイズの他社メーカーを最終的に選びました。使ってみて広さも十分だったと思います。
お風呂だけじゃなく一つ一つ本当に悩みましたが、考えて、悩み抜いたおかげで「これだけ悩んで決めたんだからこれでよかった」と納得することができています。
 仮に、これから先に「ここはこうすればよかったかも…」と思う部分が出てきたとしても、「いや、でもあの時あれだけ悩んで決めたんだから、これで良かったんだ」と納得する事が出来るように思います。

常務 ご主人さんの仕事が終わってから皆で夜にアパートで打ち合わせしたんだよね。だから、娘さんがカレーを食べながら頑張って参加してくれていたのが思い出深いなぁ。仕事の後の時間からご主人さんも家づくりに参加しようっていう気持ちが嬉しかったな。みんなでこれはこっちがいいんじゃないか、こうしたらどうかって悩んだのも懐かしいよね。

―全員で悩みながら、でも一つ一つ気に入るものを選んでいけた家づくりだったのですね。

実際に住んでみて、家の中の快適性に驚きました。
―実際にお住まいになってみて気づいたことや、改めて好きだなと思った箇所があれば教えていただけますか?


奥様 とにかく快適です。 あったかいんですが、暑すぎず、寒く無く、外の気温がわからないくらいです。

ご主人 たまに外に出た瞬間に「寒っ!」っていうこともあったりするよね(笑)

奥様 そうそう(笑)。でも、どこの部屋に行ってもムラがなく同じ温度なので、この部屋だけやたら暑い!っていう事がないですね。エアコンも付けるとすぐに冷えるみたいです。


ご主人 デザインとしては、木の雰囲気はこだわった部分なので、木と白メインの内装も気に入っています。素材として塗り壁も電気をつけた時の立体感がとても好きですね。ソファは敢えて置かないスタイルですが、小上がりがリビングのすぐ横にあるのでなくてもいいかなと。吹き抜けの窓の感じも居心地が良いです。

―通常おうちを建てる時、「あれもこれも」と入れすぎてチグハグになってしまう事も多いですが、K様邸は引き算の美学というか…シンプルで上品な感じがとっても素敵ですよね。

奥様 ありがとうございます。色柄を入れたのはキッチンのカーテンで、北欧柄の大きな葉の形の色と柄が気に入ってこれだけはどうしても使いたかったです。これに決めて本当に良かった!玄関横の手洗いも、この時期だから帰ってすぐに手を洗えるようにと考えましたが、アクセントにタイルを少し濃い色にしたことも気に入っていますし、リビング横の小上がりスペースも子供たちのひな人形を置くことを想定して、少し和風っぽい桜色のクロスを選びました。各部屋の色には少しこだわりました。どこも本当に気に入っています。

―帰ってきた瞬間ほっとあたたかく感じる。そんな雰囲気が伝わってきました。 今日はゆっくりお話を聞かせていただき、ありがとうございました。



お気に入りにあふれたK様邸。
家族みんなの趣味を存分に楽しむことができる理想の間取りを実現され、一戸建てならでは、注文住宅ならではの魅力いっぱいのステキな一棟でした。
スライドショーで他の部屋もご確認いただけます。