<6人で住んでいた二世帯住宅を減築リノベーションで暮らしやすく>
両親との同居を機に二世帯住宅を建てたTさん。新築から30年以上経ち、子育ても終えたご夫妻には延床面積約56坪の住まいは広過ぎました。「上下完全分離型の旧居は間取りに自由度がなく、広いのにどこか手狭な感じがして、今の暮らしにフィットする住まいに一新したいと思いました」と、奥さんは当時を振り返ります。
「木を生かしたデザイン性の高い空間、使いやすい間取りに変えたい」という奥さんと、「高い住宅性能は譲れない」というTさんが選んだのはキクザワでした。
同社は性能向上に重きを置きながら、2階部分を約14坪減築し、1階で日常生活がすべて完結できる平屋的な間取りに改めたプランを提案。「菊澤社長の説明は明快で、プロ目線のアドバイスも的確。家づくりで私たちが迷ったり、悩んだりすることはありませんでした」とTさん。
2024年春、約4ヵ月にわたるリノベーション工事がスタート。現場近くでご夫妻は仮住まいをしながら、完成を心待ちにしていました。
<豊かな機能性とデザインがつくり出した日常の楽園>
「暮らしやすさにこだわった」という新居に住み始め、奥さんの居場所になったのが広くて明るいダイニング・キッチン。アイランド型のキッチンを中心に、水まわりから玄関、リビングヘぐるりと回れる回遊動線も便利です。
レッドシダー羽目板張りの高天井がのびやかな空間をつくり出すリビングには、ペレットストーブが設置されています。「落ち着いた 上質さと暮らしやすさが心地よく調和した空間で、気づけば旅先のホテルよりも『わが家』に帰るのが楽しみになっていました。夢のようです」と、奥さんは弾んだ声で話します。
断熱改修により断熱等級7をクリアし、太陽光発電パネルを採用したZEH仕様の住まいは、暖房・給湯に都市ガスも併用。旧居と比べると、 既存のロードヒーティングをそのまま使いながらも、光熱費がぐっと削減されたといいます。
「災害に強い住まいづくりも実現でき、これから安心して暮らせます。キクザワにお任せしてよかったと、住んでみて改めて思っています」
<お施主様の声>
菊澤社長に初めて会ったときに、とても大工さんを大事にしている会社だと感じました。現場を仕切る若い棟梁の緻密できれいな仕事から、家づくりに真っすぐに向き合う熱意が伝わってきました。キクザワが自社大工にこだわり、若手の育成に力を入れていることも、なるほどと納得しました。
築31年を経てもいい状態を保っていた既存の構造や基礎を生かしながら、より暮らしやすい住まいに一新できたのも、大工さんの高い技術力のおかげですね。