雑誌掲載事例

　長い交際を経て結婚したSさんご夫妻。2014年にご主人が札幌に転勤になったのを機に「落ち着いた生活をしたい」と、自然豊かな北広島市に宅地を購入。木のぬくもりなど自然素材を生かしながら、家族の暮らしに寄り添った家づくりで心地よい関係が築ける「キクザワ」に新築を依頼しました。
　住まいで消費するエネルギーを太陽光発電でまかなうZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）について知ったSさんは、キクザワでも積極的にZEHに取り組んでいると聞き、新居に採用することに。「光熱費は抑えたいけれど、機能だけに特化せず、デザイン性も大切にしたかった」。そんなわがままも、キクザワは最適な形で実現してくれたといいます。
　完成した新居は、一歩足を踏み入れると、木と塗り壁の素材感が優しい空間が広がります。「主人と娘が一斉に『すごーい』と叫んだのが忘れられません。木の質感を引き立てる照明や家具などを夫婦で選び、好みのインテリアを整えていったのも、家づくりの良い思い出です」と奥さん。
　間取りは、忙しい共働き生活をより快適に過ごせるよう、無駄のない家事動線を採用しました。2階と階段吹き抜けで結ばれたLDKの中心に配置したキッチンからは、家事をしながらでも子どもの気配や様子が感じられます。「収納も造作仕様にして、使い勝手がいいように、ボリュームや高さを吟味しました」。
　新居での初めての夏、太陽光パネルの活躍でトータル24,000円分も発電。光熱費は売電が上回り、プラスになりました。「冬の暮らしがどのくらい快適で、節約できるのか楽しみです」と、笑顔で語すSさんです。