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キクザワの家づくり

家づくりの前に工法・性能デザイン・素材家づくりのステップ家づくりの体制 | 住まいづくりの現場から360°ツアーZEH

Vol.1
必要とされるのは、知識の活用と発揮ができてこその大工

 大工の武器は技術力。実は、それだけではありません。住宅の性能について自分の口で正しく語ることができるぐらいの理解力が不可欠。北海道で家を建てるのなら、断熱・気密に優れた高性能住宅をご提供できて当然のことと考えますが、それは、実際に手を動かす大工が理論をしっかり自分のモノにしているからこそ、可能なのです。学術的なことを踏まえた施工が行えないようなら、現場を任すことはできません。

外での作業は、決してラクではないが「つくることが好きだから、気にしないよ」とあっさり

 キクザワの大工は全員が住宅省エネルギー技術講習会の施工技術者の資格を保持し、講習会にも積極的に参加、新しい情報を吸収する機会にも前向きです。そこで得た知識を現場で活用、発揮しています。ベテランの藤崎剛と中尾信也はBIS(断熱施工技術者)の資格も持っており、将来的に壁の中で断熱材がズレることなく、引き渡しのときのレベルがキープできるよう、綿密な施工を心がけていると話します。壁の中という見えない部分だからこそ真面目に取り組み、これがお客様の安心感につながっていると確信しています。

断熱施工は、家が完成してからは見えない場所の作業だからこそ、もっときっちり、しっかりと仕上げなければならないと、黙々と作業を続ける

 ベテラン勢の一人、大工歴は約20年になるという梶田徳之は以前、別の工務店に勤めていましたが「断熱・気密に関しては地域でもダントツ。キクザワへ行けば勉強になる」と2000年に入社しました。自身のキャリアの長さにあぐらをかくことなく、いくつになっても自分磨きを怠りません。誰が旗を振るわけでもなく、これからの成長が期待される多田昌弘のような新人も含め職人全員が、自主的に上を目指し仕事に臨んでいます。「自分たちの実力が向上していけば、もっといい家づくりができる」と、キクザワの大工たちは今日も、お客様の快適な暮らしを実現するために努力し続けています。

ときには厳しくも温かく育てる先輩大工と、上を目指す新人大工。チームワークの良さは、いい家づくりの要の一つ。右からベテラン勢の藤崎剛、中尾信也、梶田徳之、そして新人の多田昌弘