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超高断熱住宅 やっぱりすごい!!

2016年08月11日

今更ですが、超高断熱住宅ってすごいデスね。
北海道に住んでいるお客様も、工務店も、どちらかというと夏の暑さより、冬の暖かさや家の燃費を気にする傾向が強いですね。
事実、私も超高断熱住宅は夏も涼しいという事はわかっていましたが、冬のことばかり考える傾向でした。

しかし、最近の北海道の夏、特に昼間は30年くらい前の関東とさほど変わらない暑さではないでしょうか(緯度が高いので、昼間は暑くても、朝晩は涼しくなりますが。。。)

この暑さで、改めて体感しました。超高断熱住宅のすばらしさを。。。

ページの下の写真をご覧頂くとわかるのですが(8/4のデータです)
日向の外気温 35.1℃
日陰の外気温 30.6℃
弊社事務所室温 32.2℃
 (断熱性能はほぼ平成25年基準と同等)
弊社モデルハウス室温 27.9℃
 (札幌市次世代住宅基準におけるトップランナーレベルと同等性能、UA値1.8 C値0.26)

考察すると、今一般的に建てられている性能の住宅(平成25年基準若しくは平成28年基準)では、 外気温より家の中が暑い。その性能をはるかにに上まわる性能の住宅(キクザワの標準的な住宅)になると、夏の外気温より家の中の方が涼しい。という結果になります。

実際に生活した場合は、モデルハウスの27.9℃という室温は、家電品が入ったり、人がいるということで室温上昇の要因が出てきますが、ナイトバージ(本ページ下に説明あり)をする事ができます。それをする事によって、大きく室温を下げられるので、昼間の室温はもっと下げられると思います。

弊社のお客様から頂いたメールには、
「江別でも29.2℃まで気温は上がりましたが、室内はエアコンなしで24.6℃で、4℃以上低かったです」との事でした。

実際の生活からコメント頂けると嬉しいですね~

※ナイトバージとは……夏の昼間に建物内部・躯体に蓄積された熱を、夕方から朝方にかけて外に排出し、外の涼しくなった空気を室内に取り入れることで冷房負荷を軽減する方法。この方法は北海道のように昼間暑くても、朝晩が涼しい地域で、超高断熱高気密住宅でなければ効果は極めて少なくなる。

■8/4 日向の外気温
8月4日 外 日向 35.1℃

■8/4 日陰の外気温
8月4日 外 日陰 30.6℃

■弊社事務所 室温
8月4日 事務所 室内 32.2℃

■弊社モデルハウス 室温
8月4日 モデルハウス 室内 27.9℃

家は創るもの?売るもの?

2016年08月02日

自分は、この仕事(住宅産業)に携わって32年目となります。
遊んでばかりいた学生生活を終えて、最初に就職したハウスメーカー(関東地区)では、営業と設計に携わりました。
営業をしていた頃は、上司から「お客様と出会ってから、打合せ3回目で契約する事を目標に仕事をしなさい」と指示を受けていました。当然3回目で契約なんでできっこありませんが、早いときは5回位、遅くとも7回目位で契約に至っていたと思います。
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朝礼では、「売って売って売りまくれ」と言われ、何件契約したのかが会社の評価でした。でも、営業職である以上それは当たり前ですよね。

設計にも携わりましたが、【単純な形で単純な間取り、収納を少なく】が必須条件でした。なぜなら、見積が【坪○○万円+オプション○○万円】という手法でしたので、条件が上記のような条件で設計すると、原価を抑えることが可能となり、会社の利益が増えたのです。それも巨大な会社を維持していく為には、必要なことだと思います。
そんな設計ですから、金太郎飴住宅の大量生産。001234567

仕事をしていて楽しいわけがないので、その会社は退職。

でも、今の私がこうしていられるのは、この会社に就職できたからだと思っています。この会社の創業社長とは未だにSNS上で交流させて頂いておりますし、尊敬できる方です。

次に就職したのが、同じく関東のパワービルダー。その頃はバブル景気真っ只中で、イケイケ状態でしたね。
私は現場管理をやりたくて、就職しました。開けてびっくり。とにかく早期着工、早期完成、早期集金が目標で、当然のごとく大工さんは皆外注。営業や設計からまわってきた引き継ぎ書類には、通達忘れみたいなこともたまにあって、お客様に「営業に伝えておいたとおりになっていない」という指摘もありました。
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どちらの会社も、【営業で家を売る】という意味では同じでしたね。
そして、今の会社。事務所内には営業マンは一人もいません。
どうやって仕事を見つけ出すのか……

住まいを売るのではなく、作るのでもない。お客様と共にライススタイルを創造し、創り上げるものを創造し、自社大工が創る。
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お客様も担当者も現場の人たちも、みんなが楽しみながら。
そうすれば、良い住まいが出来上がる。

こうやって会社の特徴を出して差別化をすれば、営業社員を雇用して家を売らなくても、創ることができるんですね。fa401bldg001[1]

キクザワの社是
「住まいはお客様と共に創り上げるもの」
 ……住宅は売りさばくものではない。また大量販売するものでもない。規格住宅に、お客様のライフスタイルを合わせて頂くのではなく、私達がお客様のライフスタイルを見抜き、またお客様と相談しながら楽しみながら時間をたっぷりとかけ家創りをしていくことが基本である。